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倩女離魂(公案より)
人生をやり直すことができれば・・・ あの時、違う道を選んでいれば・・・ 今の自分を変えたい、もっと幸せになりたい! ・・・なんて思うことはないでしょうか。 そして、本当の自分は・・・どこに! そのこたえを導く公案を、ここでは紹介します。 ≪公案≫ 「倩(せい)女(じょ)離(り)魂(こん)、那(な)箇(こか)是(これ)真(しん)底(てい)」 時代は千年も昔、舞台は湖南省の衡陽、容姿端麗な倩女という娘と王宙という青年がおり、その二人は幼少の頃より許嫁の関係にあり、将来お互いに結ばれるのを楽しみにしておりました。しかし、ある日突然、倩女の父親が二人の結婚を認めず地元の有力者の息子に嫁がせることにしてしまいました。というのも、父親としては自分の先々の出世を考えると・・・とのことでした。 裏切られたと思い、王宙は町を飛び出していきました。たどり着いた先に、なんと倩女が立っていました。つまり、二人は駆け落ちしてしまったのです。その後、二人の子宝にも恵まれて幸せに暮らしておりました。あっという間に、五年の月日が過ぎていきました。そんな中、倩女は両親のこと

合掌
2月23日読了時間: 2分
仏心と悟り(寺報より)
たまに、「仏心とは何ですか?」とかあるいは、「悟りとは何ですか?」と質問されることがございます。その時は、私は嬉しそうに微笑んで、実は私もよくわかりません、なので一緒に考えてみましょうか。といった具合でその場から逃げるように話を終わらせていました。今回は、その質問に対して少...

合掌
2025年9月22日読了時間: 2分
おかげさま(坐禅会法話より)
「おかげさま」の意味は、感謝の気持を表す言葉、あるいは挨拶。一般的には、相手に対する感謝の気持から、お礼を述べるときに使われています。本来的には、神仏などの偉力を持つ存在の庇護の下にあることを「かげ」といっています。 一昔前は、よく耳にする言葉だったと思います。...

合掌
2025年6月17日読了時間: 2分
冷暖自知(坐禅会法話より)
この「冷暖自知(れいだんじち)」の言葉は有名な禅語の一つであり、自分自身で体験することの重要性を説いた言葉です。 「情報」と「知識」という言葉がございます。この二つは似て非なるものであると言えると思います。あるいは、聞いた「知る」と体験した「知る」の内容は別物であるとも言...

合掌
2025年1月29日読了時間: 2分
追善供養(坐禅会法話より)
追善供養(坐禅会法話より)
人間はいつの世も、よい行いをする人と悪い行いをする人が混在しています。次のような話も時折耳にすることです。「あなたのご先祖はどうも浮かばれていないようだ。だから不幸なことが起こるんですよ。是非とも先祖供養をした方がよい」と供養を勧められ、高額なお布施を取られたと、訴える人があります。
人の弱みや不安、恐怖心を煽ってつけ込もうとする話は絶えません。とかく人間は自己中心的で、例えば物事がうまく行っている時は、自分に能力があり、あるいは努力の結果であると考えがちです。ところが何事も「山あり谷あり」でして、うまくいっている時は何の不安もありませんが、少しでも不都合なことがありますと、自らを省みることなく、周りのさまざまなものに原因を求めがちです。実はここに心の落とし穴があります。もし、うまく行かない原因を他に求めているところに、先のようなつけ込まれる話がありますと、ついついそうかと思い込んでしまうものです。

合掌
2025年1月15日読了時間: 3分
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